ゴー宣DOJO

BLOGブログ
小林よしのり
2015.7.22 13:51日々の出来事

京都で読書と思索と仕事の着想の日々


京都で読書の日々である。

カールシュミットを読み、ケルゼンの法観念を否定する

根拠を確認し、あらためてルソーを読んだ。

 

君主制を否定するルソーを、植木枝盛と中江兆民が

どのように解釈し直して受容したのかを調べておかねば

ならない。

間もなく『大東亜論』の自由民権運動篇に出てくるからだ。

論ではなく、フィクションなのだが、登場人物を描くには、

彼らの思想も把握しておかねばならない。

 

明日は佐藤幸治の「立憲主義について」を読もうと思う。

歴史から押さえておいた方がいいだろう。

 

帰ったら、『大東亜論2 血風士魂篇』を読み直して、

単行本用にコンテから描き直そうと考えている。

高森さんのアドバイスに従って、表紙も重厚な絵を

描きおろすつもりだ。

 

『新戦争論2』の構成も始めなければならにが、描き方を

徹底的に変えるかもしれない。

タイトルも変えるかもしれない。

 

26日(日曜)は映画「日本のいちばん長い日」の試写の

あと、田原総一朗氏とトークイベントだ。

 

そのあと「ゴー宣道場」の師範方との打ち合わせがある。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ